地方都市で10店舗を展開する時計小売業。バブルの時の不動産投資の結果、債務超過状態。さらに赤字店舗が年々増えて、地元信金への返済が滞る寸前に。
10店舗中5店舗の赤字店舗を廃止・譲渡。継続店舗は家賃値下げ交渉を行う。その上で、数カ所存在する遊休地不動産の有効利用を実施した。
全く利用されていなかった膨大な顧客データを基にマーケティング、さらに費用対効果を意識した宣伝を展開。売上アップを図りつつ、人件費を削減。これにより地元信金からの全面支援を得た。
クライアントは食品製造業。本業は安定しているが、過大な設備投資に伴う銀行借入返済が資金繰りを圧迫。
展開している商品のラインナップを見直し、収益力の低い商品について、撤退することとし、それに伴い、製造ラインとして使用されていた本社工場について売却の方針を決定した。金融機関に対し、担保不動産の売却と業務縮小後の収益による長期弁済の計画を提示し、承諾を受け、対象不動産の売却を実施した。
数種の事業を6社の法人で展開。創業者の強気一辺倒のワンマン経営が時代にマッチせず、利益率が低下。一族の争いも起こり、グループ存亡の危機。
一部不動産の証券化による有効利用や、私募債による資金調達を実現。収益の低い運送事業をあえて競合他社へ売却。各事業を高利益体質へ改善・合理化へ改善した上で、長男が不動産事業、次男が旅行代理店事業を主に継承することを決定。経営者はこれを機に引退、個人名義の不動産も遺言で明確化。新会社2社として再スタート。
アセットマネジメント・企業再生・企業承継の3分野を柱に、時代に即したテーマについてのソリューションを提供します。
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