sp
その128(りらく2021年11月号)

 9月の連休を利用して、山形県の飯豊山地を源流とする置賜白川に出かけてまいりました。今回は、釣り仲間と2泊3日のキャンプをしながらの釣行です。白川ダムの近くにある温泉付きの広々としたキャンプ場をベースに3日間、自炊をしながら渓流釣りと温泉巡りを楽しむ企画です。

 車1台に釣り友4人を乗せ、途中3日分の食材を買い込みました。釣り道具やキャンプ用品と合わせるとワゴンのトランクだけでは入りきらず、ルーフキャリアも満載状態で一路キャンプ場へと向かいます。

 キャンプ場に着くとあいにくの雨でしたが、皆でタープを広げ、テントを張り、キャンバスの椅子を並べればキャンプサイトが瞬く間に完成です。早速、薪に火を点け夕食の準備に取り掛かります。初日のメニューは、定番のバーベキューの他、具沢山の粕汁です。大鍋に大根やジャガイモ、ニンジンなどの野菜と豚肉を放り込み、山形市内で調達した地元産の酒粕をたっぷりと入れます。グツグツ煮込むと、酒粕の甘い香りが広がります。ビール片手に出来上がった料理を食しながら、皆で明日からの釣行の段取りや行ってみたい温泉の品定めをしているうちに、最初の夜が更けていきました。

 翌朝、目が覚めて空を見上げると、台風一過の雲一つない秋晴れとなっていました。午前中は渓流釣り、午後からは秘境の温泉巡りと、青空の下、気の知れた仲間で大いに秋の連休を堪能したのでした。

新雪に覆われた鳥海山残っていた先シーズンの雪渓

Myシュプール滑走を終えて


 前回まで、年間110万円の贈与税の基礎控除を活用した、相続税対策としての生前贈与の有効性についてお話ししてまいりましたが、来年以降この生前贈与に関する税制が変わる可能性が出てまいりました。未だ決まったわけではありませんが、来年度の税制改正に関して各関係省庁から出された「令和4年度税制改正要望」(今年8月に公表)によりますと、国がこの生前贈与に関する税制を見直す考えであることが判明いたしました。

sp