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その69(りらく2016年12月号)
皆で設営

誠に勝手ながら先月はお休みさせていただき、申し訳ありませんでした。父が亡くなりまして、しばし喪に服する為、アウトドアの活動も休止しておりました。
少し落ち着いた10月の中旬、泉ヶ岳周辺の紅葉を見たくて、久しぶりに山へ出かけることにしました。今回は、泉ヶ岳の東側登山口の「表コース」から登り、北泉ヶ岳を経由して桑沼に出る、単独での縦走です。帰りはどうするのかって?それは後のお楽しみ。

磯部で孫と寛ぐ 泉ヶ岳頂上への登山道は、他にも幾つかのコースがあるのですが、この「表コース」は、距離は短いものの、初っぱなから尾根沿いの、それも岩場が連続する険しい登りが続きます。空気が少しひんやりとして来るこの時期は、あまり汗を気にする必要もなく、一気に泉ヶ岳の頂上にたどり着くことができました。

 乾杯! 北泉ヶ岳からの少し急な下りが終わると、船形山へ向かうルートとの分岐と別れ、時折眼下に桑沼が見える大倉尾根沿いの緩やかな道が続きます。
桑沼に降り立った時は既に日が暮れていました。車が置いてある表コースの登山口までは、自転車に跨り、林道を一気に下りました。実は、前もって朝のうちに桑沼の林道脇の林の中に自転車をデポしておいたのでした。

 


 前回から、老後の財産管理についてお話をしていました。いつまでも健康で元気に暮らすことができれば、老後は何も問題ないのですが、いつの日か人生の終わりが来るのは避けることができません。私の父も亡くなる直前までは至って元気でしたが、急に体調を崩し、95歳で亡くなりました。それまでは、私を含め家族は「まだまだ大丈夫。この調子だと100歳までいくかもね」と思っていました。人生の終わりは、まさに「神のみぞ知る」ということを、身をもって体験しました。
 さて、本題です。老後の財産管理は、未だ元気で自分が動けるうちに準備をしておくことが大切です。そしてその第一歩は、先ずはご自分がお持ちになっている財産を種類別に一覧表にしてみることです。これは、財産の多寡に関係なく必要です。実際やってみると、結構手間のかかる作業ですが、逆にコツコツある程度時間をかけてやれば、それほど面倒でもありませんし、ご自分のことですので、身も入るというものです。自分一人では大変だという方は、配偶者や身内の方に手伝ってもらうとよいでしょう。あまり自分以外の人に知られたくないという方は、私のような外部の専門家に相談しながら調べることもできます。
 財産を調べる場合のポイントですが、先ず財産の種類を書き出してみます。不動産(家屋、土地)、預貯金、有価証券(株式、債券)、貴金属や宝石類、貸付金(他の人にお金を貸している場合)などです。これらの区分ごとにご自分の財産がどこにあるか思い出す作業が大切です。じっくりとご自分が過ごしてきたこれまでの人生を振り返ってみる良い機会となるかも知れません。そして、その区分ごとに明細や金額を一覧表にまとめてみてください。
 またその際に、調べる過程で手掛かりとなった書類(預金通帳、預金証書、証券会社からの通知書等)を、作成した一覧表と共に一緒に保存しておくと、その後の財産管理上何かと便利です。

 次回からは、大切な財産の管理のやり方や生前贈与の考え方等についてお話ししたいと思います。
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