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その36(りらく2014年2月号)
北泉ヶ岳

 寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか? 寒い季節は寒いなりにアウトドアを楽しむのが私の流儀です。このシーズンはなんといってもスキー。そして、たまにはゲレンデ以外のフィールドに出てみるのもこの時期の大きな楽しみの一つです。
 スキーは、歩いたり登ったりするのにも適したテレマークスキーという踵が固定されていないビンディングが付いたものを使います。そして山に入る際には、スキーの滑走面に、シールといって登りでも後ろに滑らないよう毛皮のような毛足がたくさん生えているものを取り付けます。これを付ければ急な斜面でもまっすぐ登れるくらい強力です。下るときは、シールをはずし、普通のスキーと同じように斜面を滑って降ります。 林道をスキーで進む

 

 今回は北泉ヶ岳を、桑沼林道を経由して東側から頂上を目指すプランです。このルートは登山道がないのでこの時期しか通れません。おまけに帰りはパウダー状態のふかふかの雪が待っています。
 早朝、泉スプリングバレースキー場に車を停め、ゲレンデの脇から林道に入ります。今日は未だ先行者がおらず、踏み跡のないまっさらの雪が積もっています。
 しばらく林道を登っていくと林の間から目指す北泉ヶ岳の頂がきれいに見えます。ガスもかかっておらず、お天気は上々で、胸がワクワクしてきます。途中から林道を外れ山の斜面に取り付き、ここからは急な斜面が頂上まで続きます。雪はますます深くなり、一歩一歩スキーを前に出し踏みしめながら登っていきます。今回は、単独行なので2~3分ラッセルしては足を止め、息を整えます。かけているサングラスも曇るくらい体中が汗だくです。

自分の影

 ところが、しばらく登っていくと急にガスが出てきてあっという間に周りが暗くなってきました。雪もチラついています。出かける前にチェックした天気予報は晴れで、さっきまであれほどお天気が良かったのに、冬山の天気は気まぐれです。おまけに次第に雪も本降りになり、風も出て吹雪いてきました。視界もますます悪くなってきました。この分では頂上まで行っても全く展望は期待できません。未だ時間的にも余裕はあったのですが、今回は途中で引き返すことにしました。これ以上雪が降り積もると帰りの際の目印になるシュプールも消えてしまいます。念の為GPSを携行しているものの吹雪の中ではあまり役に立ちません。山のお天気は「娘心はよーお」と、歌のたとえにある通り本当に気まぐれです。ここは無理をせず、次回のお楽しみに取っておくことにしました。


 変わって税金のお話しです。前回に引き続き、不動産を売った場合の税金についてです。居住用不動産の譲渡の特例には、前回お話した3千万円の特別控除の他に「買換え特例」もあります。これは、現在住んでいる居住用不動産を他へ売却し、その売却代金で新たに別の居住用不動産を買い換えた場合、その売却代金の内新たな居住用不動産の取得に充てられた金額に相当する額までは、課税しないというものです。
 例えば、現在住んでいるご自宅の土地・建物を4千万円で他へ売却し、5千万円で新たに他の場所にご自宅を建築または購入された場合、売却による所得税、住民税はかかりません。売却代金が4千万円で購入した住宅が土地込みで3千万円の場合は、売却代金の内新たな居住用不動産の取得に充てられなかった1千万円に関してだけ所得税、住民税が課税されることになります。なお、買い換え資産は、土地は購入しないで建物だけを新築または購入した場合でもこの特例の適用があります。ですので、土地は他から賃借したり以前からお持ちの他の土地に新たにご自宅を新築された場合でもOKです。なお、この買換え特例は、売却した居住用不動産の所有期間が5年超であることが要件です。

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