コラム-
ちょっと“税”沢な
お話し
5月の中旬、スキーの仲間達と月山スキー場へ行ってまいりました。月山スキー場は、真冬は営業しておらず、4月の中旬からオープンするという少し変わったスキー場です。冬の時期は、大量の降雪があり強風が吹き荒れる厳しい天候のため、スキー場までの道路(月山道路)が閉鎖となり人を寄せ付けない山となります。それでも4月以降は天候も安定して7月くらいまで春スキーや夏スキーを楽しむことができます。もちろんリフトも動いています。
今回はリーダーのガイドさんの主催で、月山スキー場から少し離れた山中でスキーと美味しいランチを楽しむという特別な企画です。飲み物や食材、それにフライパンやガスバーナー等調理器具を分担して各自のザックに詰め、スキー場のリフトを降りた後は滑り止めのシールをスキーの板に取り付けてスキー場の先の山の斜面を登ります。
当日は、雲一つない快晴で「月山ブルー」と呼ばれる紺碧の空が広がっていました。月山の頂上手前の姥ヶ岳(標高1670m)までハイクアップし、シールを外して山裾まで重いザックを背負ったまま滑り降ります。雪面は降り積もった雪が融けたり凍ったりを繰り返した結果ザラメ状になっていて、板が走り、滑りやすいです。
何本か登り返して滑りを楽しんで、時計を見るとお昼時でした。ちょうどお腹も空いたので適当な場所を見つけ、皆が座って食事ができるよう、持参したスコップで雪面を少し掘って即席のベンチを作ります。さらに、雪のテーブルの端に炉を切ってガスバーナーを設置し、あっというまにキッチン付きの「雪上レストラン」が完成しました。皆でテーブルを囲んで、まずはノンアルコールビールで乾杯です。今回の野外料理は、熱々のコンソメスープにタコスです。大きめのフライパンで加熱したタコスの皮でレタスやお肉などの具材を包み、がぶりと噛みつきます。スパイシーなソースの香りとジューシーな肉汁の味わいで身も心も満たされます。月山ブルーの空の下で、お天気に恵まれ、パーティーのメンバーにも恵まれ充実したスキーハイキングとなりました。




高齢者の方の財産管理としての家族信託についてお話ししています。前回、不動産を信託財産として家族信託契約により信託した場合の例をご紹介いたしました。家族信託では、不動産以外にも委託者の現金や預金、株式などの有価証券、金銭債権、動産(絵画、宝石、ペット等)も信託の対象とすることができます。
なお、土地の内、田や畑等の農地は、農地法という法律による特別な規制があるため、家族信託を利用する際には事前に専門家(司法書士や弁護士等)に相談した上で信託が可能かどうか判断することになります。
それと、委託者の債務(金融機関からの借入金や債務保証)や年金受給権、生活保護受給権等は、信託することができません。ただし、委託者の債務については、債務引受け等の方法により受託者が当該債務を引き受けることができる場合があります。ただし、その場合には、債権者である金融機関等との調整が必要となります。
以上のように、一部の財産を除いて、委託者の財産を幅広く家族信託契約により家族に託することができます。今回は、信託できる財産と信託できない財産についてご紹介いたしました。次回は、預貯金や有価証券を家族信託契約により信託する場合の具体的な方法をご紹介したいと思います。